HRDスペシャルキットのお話

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    一部のお客様には去年からお誘いしていた100ccフル改造エンジン(DE耐レギュレーション)用のピストンキットの件ですが、最終的な結論をご報告しようかと。

    先ず、去年の夏ごろから必死になって作業していた既製品ピストンを使った方法では満足のいく結果を得ることが出来ませんでした。
    つぎ込んだコストを考えると簡単に諦めるわけにはいかなかったのですが、引き際を決めることも肝心ですからね・・・

    そこで某ピストン屋さんに打診したところ既に53mmで前例があり、しかも好結果(パワー・耐久性両面&上位入賞のオマケつきで)を得ているとの事です。
    ただし、最大限の性能を引き出すにはシリンダーとセットであることが条件となるために金額面でのアドバンテージを出せないことになってしまいます。
    むしろY社やK社のキットに比べてピストン&シリンダーのセットだけとなると非常に割高感が強いかもしれません。
    つまりそれなりの金額(大台付近)になってしまうんです・・・
    更に納期は秋から冬にかけてとなるため耐久茶屋向けの完成納期になるため肝心?のDE耐はお預けです。。

    ただ私としては間違いない物と断言できるピストンですので、是非ともやってみたいんですよね。
    もちろんノーマルヘッドベースで12馬力オーバーは変わらぬ課題としてです。


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    ほほ〜う

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      お客様から頂いたオーダーのおかげでTM22MJNなんて最新のキャブに触れられました。
      ありがたや〜

      正面から 左は24で右が22

      見た目にベンチュリー径の差が判りますね。

      後ろ

      おっと!
      エンジン側は同じですね〜
      逆テーパーはもはや定番ですな。
      ちなみにボディサイズ、フィッティングキットともに24と同じです。

      スロットルバルブ

      写真では右(22)が大きく見えますが、カッタウェイの表記とバルブの五辺寸法は同じです。
      が、形状?に一部差異があります。

      故に

      品番刻印は異なります。

      そしてノズル

      寸法も噴出し穴の数(片側12と13)も24と同じですが、穴の径は新規設定です。
      3本のうち2本は24用の物です。
      さて、どれが22用でしょうね〜(それぞれ見分けが付く人は相当かと)
      22のノズルを24に使ってみても面白そうです。
      初期セットのジェットサイズも24APE/XR/NSFそれぞれと比べて変更されてました。
      が、チョット不思議なセッティングでしたね。
      これまでの24の傾向とは逆方向というか・・・
      でもなんで125キット合わせなんだろう。。
      むしろ100ccノーマルのデータが欲しいのになぁ。

      神経質さが目立つCR-miniを敬遠していた私としては、VMR22よりも軽いし(おそらく受け継いでいるであろう)特有のファジーさがライダーに優しそうな気がして良さそうに思います。
      でもDE耐向けと考えると省燃費具合が気になるところです。


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      訂正

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        茶耐のリザルトですが最終結果をもらう前に撤収してしまったので、、50位台かと思っていたら46位でした。
        ガス欠やらのロスタイムを考えると・・・
        いや、タラレバはやめときましょ。。

        追伸
        それほど落ち込んではいないのでご安心くださいませ。
        ただレースに向かう姿勢として反省すべき点が多々あったなと。。


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        もうダメダメで

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          今年のレース納めとなる耐久茶屋が終わりました。
          今回も08年のDE耐からお任せいただいているteam3/4の皆様のサポートで現地入りしていました。
          結果はこれまでのワースト。
          原因はハッキリしています。
          私が完全にダメダメでした。
          エンジンも去年仕様のままで戦闘力の底上げが出来ていないままでしたし、初の本番ガス欠までやらかして50位台でのフィニッシュとなりました。
          チームの皆さんからは無事完走で感謝のお言葉を頂きましたが、もう駄目ですよ。
          なんだか訳も無くイライラしてたし・・・
          本当に申し訳ありませんでした。

          それにしても上位フィニッシュの車両は当たり前として、中位フィニッシュの車両ですら10秒台のタイムが出ていることに驚きました。
          もちろん車両の戦闘力だけで出たタイムではないとしても、来シーズンに向けて動力部分のパッケージを総合的に考え直さないとです。


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          お金の使い方

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            表面処理好きな私ですが、流行のDLCをピストンピンとダウエルピンにかけたわけではありません。
            焼けちゃってるんです。(一番右が新品です)
            NSFを買ってとりあえずノーマルで走らせているとこうなります。
            特に酷暑だった今年は焼けてるエンジンが多いように思います。
            走行中に目立って油煙が出ていなくとも、マフラーの出口がウエットになっていたらオーバーヒートによりステムシールが劣化してオイル下がりを起こしているはずです。

            モディファイの方向性について相談を頂いた場合に私が真っ先に提案するのはオイルクーラーの取り付けです。
            もちろん単に冷却不足が原因なわけではなく、オイルの影響も大きいですが、オイルクーラーの装着で大半が改善されます。
            しかもSP100・SS100レギュレーション対応での取り付けとなると、最大効果を得るためにはクラッチカバー交換の必要があります。
            となると金額的に安く済まないので余裕のあるうちに取り付けたいところなのです。

            そろそろ今年最後のロットが出荷されるようですので予算の使い方を思案している方も多い事でしょう。
            冬場に冷やすことを考えるのは季節違いのようですが、なにかを我慢してオイルクーラーの取り付けを優先ってのもアリだと思いますよ。
            耐久レース狙いであれば熱ダレを抑えられるのでパワーアップ系のアイテムよりもむしろ効果的です。
            暑くなってから・・・って考えていると、大抵は来年に・・・ってなりますから。。


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            ほったらかし・・・

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              ノリノリで頑張ってた7月の記事以来アップデートの無かったDE耐エンジンですが、続報が今頃になったということは・・・
              そのとおり座礁したままでございます。

              座礁しっぱなしなのでネタばらしすれば、シフトアップさんのピストンをえっちらおっちら加工して、ヘッドはノーマルをグリグリ加工していたわけです。
              最終仕様としては11馬力中盤でトルクは0.87kgf・mまでは出たのですが、それでもノーマルピストン仕様と比較して圧倒的なリーチではないんです。
              だって、11.1馬力出せてるし、そもそも去年型を越えてないし。
              なにより費用対効果を考えると、このピストンを使う限り素直にスパルタンヘッドごと乗せたほうが早くて安いです。はい。
              ベンチテストでも素組み&セッティング抜きで11.9馬力出ました。公表値の13馬力はマフラー次第で十分出せるでしょうね。
              ただ、特性としては上振りで私の好みじゃないです。
              13000rpmまで引っ張って走るのも楽しいですが、目指していたところからかけ離れているので諦めました。

              なので?、耐久茶屋を控えているteam3/4さんのDE耐XR搭載の去年型エンジンはOHを終えて桶川チェックを済ませました。

              このチェック中に、スパルタンヘッド仕様のエンジンを載せた当店デモ車を走行枠中に乗換えてフィーリングを比べてみたのですが、やっぱり去年型の特性って良いんですよね。中盤からトルク感がググッとくるんですよ。
              ピストン作るしかないかなぁ・・・


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              ご心配をおかけしてます?

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                多方面の方からお問い合わせや心配の声をいただいている10DE耐エンジンですが、作業は連日のようにやってはいるものの新しいピストンはなかなかの強敵でして・・・
                それでも遠回りはしたものの、昨日ようやく迷宮の出口を見つけたかもしれません。
                もしこれが正しい出口で脱出方法が正解で突破に成功したら改めてお知らせします。

                ちなみに昨日までで11.1ps/10000rpm 0.85kg-m/7500rpmが最高値です。
                08DE耐プロトエンジンは12.5ps/11500rpm 0.86kg-m/8500rpmでしたが、実戦型は11ps台まで落として使っていました。


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                組みあがったものの

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                  11DE耐エンジンですが、本番想定の構成で組みあがったのはよいものの思わぬ問題が・・・
                  困ったことになかなか圧縮比を落とせないんです。
                  今回使ったピストンも流用品(メーカー名はまだ伏せておきます)ではあるものの、造りが良くピストン裏の肉抜きもちゃんとしてあるためピストン側での圧縮比あわせが難しいんです。
                  おかげで想定していた仕様のまま組み上げると、計算上32.9:1(!)ディーゼル並みですな。

                  どうにかこうにか燃焼室を削り倒して自己着火しないレベルまで落として火入れはしたものの、油温を40度まで上げてレーシングしただけでエキパイが飴色に赤熱する始末。。
                  とりあえずキャブセットを濃い振りしても大して効果なし。
                  参りました・・・
                  頑張れば安全マージンを確保できそうなのですが、コストと手間とを考えると別の道を探したほうがよさそうな・・・


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                  ここまでくるとノーマルに見えませんね。。

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                    11DE耐エンジンの燃焼室です。

                    ノーマルと見比べると・・・

                    だいぶ違いますね。。。(角度違いですみません)
                    ガイドはハイリフトなカムを入れるために打ち変えました。
                    当初は鋳鉄でとも思ったのですがリン青銅でも価格は同じだったので奢っちゃいました。

                    INポートのみの加工で目標達成できたのでEXポートと燃焼室の加工を進めました。
                    地道で費用もかかりますがこのエンジンはポート形状の変更など手を入れたら必ずデータを取ってチューニングを進めています。
                    思い込みや新たな発見があって勉強になります。が、計測費用がバカにならなくて・・・


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                    意地ですかね

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                      前出の11DE耐エンジン(プロト)ですが、11馬力台に乗せました。(グラフ写真撮り忘れました)
                      キャブはVMR22でマフラーはロッソ号に使っているOVERのストリートチタンカーボンマフラーです。いわゆるワンオフ的な特別なものは使ってません。
                      ただ今のところピーク馬力の発生は11000rpm近辺のため狙い通りではないのですが。。
                      当初はポートの絞りをキツメに設定していたのですが、どうしてもピークパワーが出ず、形状だけを踏襲しつつパワー指向の径まで拡大することになりました。
                      やっぱりというかストレートポートに成り難い縦型はポート径を広げていかないとパワーが出にくいんですねぇ。(ただ広げるだけでは駄目ですが)
                      ちなみにバルブはノーマルのままでウエスト加工すらしてません。
                      ヘッドガスケットから下もほぼノーマルのままで、圧縮比もノーマル同等程度です。
                      この「ほぼ」は、ハイリフトなカムを使うため安全マージンをとるためにピストンにリセス加工を施したためで、コストのかさむヘッド面研や燃焼室の溶接加工はしてないです。
                      ポート加工だけでの目標値は達成できたので今度は腰下での圧縮比変更と燃焼室の最適化、点火タイミングの最適化で13馬力を目指します!

                      社外キットをまるまる組み込んだのと同程度の性能を純正レベルのパーツ構成で達成できれば色々メリットがあると思いませんか?
                      ありがちなオーバーレブによる破損でバルブやロッカーアームなどの補修パーツが緊急で必要になったとしても純正部品を使えばすぐに復旧でき、シリンダーやピストン、クランクなどの大物消耗パーツが長持ちするレーシングエンジン。
                      それが11DE耐エンジンの目指すところです。

                      ま、そんな理屈や建前はさておき、キットメーカーを向こうにまわして手塩にかけたエンジンでどこまでいけるか。
                      私が勝手な意地を張って楽しんでるだけですかね。。


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