2009 DE耐 決勝(16日&17日)
16日、17日の両日に渡ってサポートに行ってきました。
今年は16日に昨年から引き続きの Team3/4 の方々とのジョイントチーム、17日には私の嫁さんを含む女性ライダー4人による Teamロッソ の方々とのジョイントチームとなりました。
15日の前日練習からのモテギ入りで、天候にも恵まれ両チームのライダー全員が私の予想を大きく上回るタイムアップ(ほぼ全員3分切り)を果たし、私は燃費の再計算に追われる事に。。
土曜日の Team3/4 with HRD のゼッケン10号車(XR100モタード)は天候にも恵まれたことで目標の120ラップ&シングルフィニッシュは惜しくも逃したもの116ラップ総合10位(着順20位)の結果となり2年目の参戦ながらメンバーの方々も一応満足な内容のレースとなりました。
しかしながら翌日の日曜日は前日の夜から降り始めた雨がやまずウェットコンディション。強風のオマケまで付いて最悪のコンディションです。
これまで大きなトラブルもなく来た Teamロッソ with HRD のゼッケン93号車(ドリーム50改100)は天気と同様に昨日とは打って変わって初っ端からトラブルの嵐が・・・
練習走行は予定周回を終えてピットに戻り、その後スタート進行に合わせスターティンググリッドについた後の1周のウォームアップラン中、93号車がグリッドに戻って来ません。
全車スタートした後にピットロードに戻ってきた車両を受け取りライダーにヒヤリングすると、エンジンが止まってしまったとのこと。
心当たりから、大慌てでプラグコードを引っこ抜きプラグの状態をチェックすると火花が飛んでいません。モテギ入り直前の作業時に補修していたプラグコードを確認すると点火コイルの差込部分に亀裂が。大急ぎで10号車から点火コイルを取り外し移植、始動チェックも問題なくライダーを送り出します。
しかしピットロード出口で再びエンジンストール、オフィシャルの付き添いでピットロードを押して戻り再びプラグをチェックするも火花に問題なし。
再度エンジン始動、ガソリンが勿体無いもののしばらくレーシングをしてストールし無いことを確認して送り出すも、今度はコース上でストップ・・・
もう訳が判りません・・・パニックに陥りそうになりながらも、ドナドナカーで戻ってきたライダーに症状をヒヤリングすると先ほどとは違う場所でのストップだったものの、どうやらガス欠症状の疑いが。
ここで「!!!」
初回のガソリン給油時にタンクキャップに貼られる封印シールを引ん剥き、再度エンジン始動。先ほどよりも長めにレーシングとアイドリングをするも止まる気配は無し。
なんと、封印シールがキャップ上面のガス抜き穴を塞いでしまった事でガソリンがキャブレター落ちなくなっていたんです。
これには参りました・・・
直ぐにオフィシャルに訴え、封印シールを剥がす事を許可してもらいその場で剥がしました。
もしかしたらプラグコードの亀裂は慌てて乱暴に引き抜いたことが原因だったかも知れないです。
ライダーを送り出した後、ホームストレート通過を確認したところで今度はコントロールタワーに呼び出しが。。
行ってみれば、ウォームアップランでのストップが不出走扱いでペナ−2ラップとの御達し。
雇われ監督とは言え、もちろんタダでは引き下がりませんよ。ウォームアップランでのストップは封印シールが原因である事を訴え、ペナルティーに関しては再検討してもらえる事に。
パドックへと引き返してみると、またもや93号車が戻ってこないと・・・
しばらくすると、ピットロードを左面が損傷したマシーンを押してくるライダーの姿が。すぐさま補修作業にかかります。
損傷箇所はシフトペダルのみ。レバーや他の部位は削れた程度の状態なのでメンバーの方にクリーンナップをお任せして、私はペダル交換と思ったところ、手違いでスペアパーツを持ってきていないことが判明。
大慌てで損傷したペダルを補修する事に。同時にメンバーにお願いして知り合いのチームで同じくドリーム50で出走しているチームに部品を借りれないか聞いてもらいました。
幸い修復作業よりも早くスペアが見つかりすぐさま交換。再々度コースに送り出します。
ようやく順調にラップを重ね始めたので、急ぎ残り約5時間での走行スケジュールを組み立てなおします。
交代予定時間を向かえてライダーにPサインを送ります。給油に戻ってきたライダーに車両状態を尋ねると、どうやらキャブレターセッティングが外れている様子。
何度かパイロットのみでリセッティングを試みるも芳しくありません。意を決してメインジェットの交換に踏み切るも完調にはほど遠く、エンジンのヘタリの疑いが濃くなってきました。
最後の最後でもう1コケあったものの根性の押し掛けでコース復帰、エンジンも何とか持ちこたえてくれ、ライダー全員が大きなケガを負うこともなく80ラップ完走総合37位(着順131位)の結果となりました。(例のペナは処分取り下げになっていました)
もちろんタラレバは無いのですが、序盤のトラブルを考えるとプラス30ラップは稼げたはずでしたので総合7位前後だったかもしれないです・・・
まだまだ精進が足りませんね・・・
ポチッとな!
今年は16日に昨年から引き続きの Team3/4 の方々とのジョイントチーム、17日には私の嫁さんを含む女性ライダー4人による Teamロッソ の方々とのジョイントチームとなりました。
15日の前日練習からのモテギ入りで、天候にも恵まれ両チームのライダー全員が私の予想を大きく上回るタイムアップ(ほぼ全員3分切り)を果たし、私は燃費の再計算に追われる事に。。
土曜日の Team3/4 with HRD のゼッケン10号車(XR100モタード)は天候にも恵まれたことで目標の120ラップ&シングルフィニッシュは惜しくも逃したもの116ラップ総合10位(着順20位)の結果となり2年目の参戦ながらメンバーの方々も一応満足な内容のレースとなりました。
しかしながら翌日の日曜日は前日の夜から降り始めた雨がやまずウェットコンディション。強風のオマケまで付いて最悪のコンディションです。
これまで大きなトラブルもなく来た Teamロッソ with HRD のゼッケン93号車(ドリーム50改100)は天気と同様に昨日とは打って変わって初っ端からトラブルの嵐が・・・
練習走行は予定周回を終えてピットに戻り、その後スタート進行に合わせスターティンググリッドについた後の1周のウォームアップラン中、93号車がグリッドに戻って来ません。
全車スタートした後にピットロードに戻ってきた車両を受け取りライダーにヒヤリングすると、エンジンが止まってしまったとのこと。
心当たりから、大慌てでプラグコードを引っこ抜きプラグの状態をチェックすると火花が飛んでいません。モテギ入り直前の作業時に補修していたプラグコードを確認すると点火コイルの差込部分に亀裂が。大急ぎで10号車から点火コイルを取り外し移植、始動チェックも問題なくライダーを送り出します。
しかしピットロード出口で再びエンジンストール、オフィシャルの付き添いでピットロードを押して戻り再びプラグをチェックするも火花に問題なし。
再度エンジン始動、ガソリンが勿体無いもののしばらくレーシングをしてストールし無いことを確認して送り出すも、今度はコース上でストップ・・・
もう訳が判りません・・・パニックに陥りそうになりながらも、ドナドナカーで戻ってきたライダーに症状をヒヤリングすると先ほどとは違う場所でのストップだったものの、どうやらガス欠症状の疑いが。
ここで「!!!」
初回のガソリン給油時にタンクキャップに貼られる封印シールを引ん剥き、再度エンジン始動。先ほどよりも長めにレーシングとアイドリングをするも止まる気配は無し。
なんと、封印シールがキャップ上面のガス抜き穴を塞いでしまった事でガソリンがキャブレター落ちなくなっていたんです。
これには参りました・・・
直ぐにオフィシャルに訴え、封印シールを剥がす事を許可してもらいその場で剥がしました。
もしかしたらプラグコードの亀裂は慌てて乱暴に引き抜いたことが原因だったかも知れないです。
ライダーを送り出した後、ホームストレート通過を確認したところで今度はコントロールタワーに呼び出しが。。
行ってみれば、ウォームアップランでのストップが不出走扱いでペナ−2ラップとの御達し。
雇われ監督とは言え、もちろんタダでは引き下がりませんよ。ウォームアップランでのストップは封印シールが原因である事を訴え、ペナルティーに関しては再検討してもらえる事に。
パドックへと引き返してみると、またもや93号車が戻ってこないと・・・
しばらくすると、ピットロードを左面が損傷したマシーンを押してくるライダーの姿が。すぐさま補修作業にかかります。
損傷箇所はシフトペダルのみ。レバーや他の部位は削れた程度の状態なのでメンバーの方にクリーンナップをお任せして、私はペダル交換と思ったところ、手違いでスペアパーツを持ってきていないことが判明。
大慌てで損傷したペダルを補修する事に。同時にメンバーにお願いして知り合いのチームで同じくドリーム50で出走しているチームに部品を借りれないか聞いてもらいました。
幸い修復作業よりも早くスペアが見つかりすぐさま交換。再々度コースに送り出します。
ようやく順調にラップを重ね始めたので、急ぎ残り約5時間での走行スケジュールを組み立てなおします。
交代予定時間を向かえてライダーにPサインを送ります。給油に戻ってきたライダーに車両状態を尋ねると、どうやらキャブレターセッティングが外れている様子。
何度かパイロットのみでリセッティングを試みるも芳しくありません。意を決してメインジェットの交換に踏み切るも完調にはほど遠く、エンジンのヘタリの疑いが濃くなってきました。
最後の最後でもう1コケあったものの根性の押し掛けでコース復帰、エンジンも何とか持ちこたえてくれ、ライダー全員が大きなケガを負うこともなく80ラップ完走総合37位(着順131位)の結果となりました。(例のペナは処分取り下げになっていました)
もちろんタラレバは無いのですが、序盤のトラブルを考えるとプラス30ラップは稼げたはずでしたので総合7位前後だったかもしれないです・・・
まだまだ精進が足りませんね・・・
ポチッとな!