シーズンオフのおすすめ SP100エンジン編

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    フレーム関連の作業が都合により止まってしまったため繰上げでエンジン編のヘッド周り作業を。
    レポートするエンジンは桶川スポーツランドの関東ロードミニSP100クラス参戦車両のエンジンです。(当店名で出ている車両です)

    既にヘッドがバラけていますが、、シーズン中一度も開けずに戦ってきたヘッドの燃焼室です。

    カーボンの堆積がかなり酷いですね・・・
    予想はしていましたがかなりのものです。

    エアクリーナー無しで使っているエンジンなのでバルブシートもだいぶ密着性が落ちてしまっています。
    オープンクラスや加工OKのレギュレーションであればリューターで研磨してしまうところですが、SP100クラスのレギュレーションではエンジン部品(クラッチ・電装を除く)はノーマル無加工が原則ですので業務用強力洗剤に漬け込んでカーボンを落とします。ヘッドとあわせてピストンも漬けてしまいます。

    ノーマル維持のエンジンではこの作業が一番大変なんです。。

    順番が前後してしまいますがバルブの分解時にインテーク側バルブのコッターが噛み込んでしまいバルブが抜けなくなっていました。

    再使用可能な部品は出来るだけ再使用するようにしているのですが、今回は泣く泣く頭を削って外しました。ガイドとのガタは許容範囲だっただけに勿体無い事をしてしまいました。

    コッターはIN/EX共に焼けてますし傷が酷いですね。(ちなみに左側2個がIN側)
    こうなっては問答無用で交換です。

    明日は漬け置いたヘッドとピストンを洗浄して状態確認と腰下分解編をお届けする予定ですが、もしかしたらフレーム編になるかもです。。。


    このエンジンは昨シーズン用に作った2基目なのです。
    参戦初年度の2007シーズンは熱ダレしまくってしまい、レース後半でお話にならないぐらい性能低下していました。
    オイルクーラーを装備していたにもかかわらず、当初どうしても油温を100度台以下に落とせず熱ダレによるダメージが酷かったんです。
    シーズンオフにタイミングよく譲っていただけたNSF用エンジン型番の新品エンジンがあったので、それまでのエンジンを下取って積み替えたのです。

    2007シーズンの苦労と研究の積み重ねのおかげで2008シーズンは油温も真夏で90度台に落ち着かせる事が出来、タペットクリアランスのチェックとチェーンテンションの調整、コンプレッションチェック以外のメンテを抜いても1年を通し安定した性能を出す事が出来ました。
    ただ、ストレートでの伸び不足や立ち上がりのトルク不足などまだまだ知恵を絞らなければならない課題が残されています。
    SP100レギュレーションの縛りの中ではエンジン本体で得る事がとても難しいのですが、ライダーの努力と信頼に応えるためにも頑張らないとです。


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