アンチなわけじゃないけれど

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    たぶん、バイクの何でも屋としては異例なほどオーリンズのフォークオーバーホール依頼を頂いてます。
    サス屋さんと銘打ってるお店なら当たり前の事かもしれませんが、私はよく言えばオールラウンダーなのでやっぱり異例でしょうね。
    しかも正規店よりもかなりお安め(ここはお勧めポイントではありませんよ)、納期も他の作業との兼ね合いはありますが基本的に1週間〜2週間以内です。

    写真はモトグッチOEM品

    お値段を低めに設定しているのはサービス店ではないので横方向の縛りが無いことと、特殊工具類を自作したりシール類の仕入れを工夫していることが大きいですかね。
    もちろん純正と同じ物を使ってます。
    納期に関しては私自身が待つことが嫌い(せっかち?)なので、お客様を待たせることがイヤなんです。
    だって早く乗りたいですもんね?
    乗りたいから修理を依頼されているはずですから期待に応えたいのですよ。
    で、結果的に正規店よりも早くて安くなるわけです。
    いわゆるシール抜けや定期メンテだったら間違いなくお得ですよ〜
    正立、倒立(ドゥカティ・モトグッチOEM品含む)共に作業可能で、当店で対応できないほど重症の場合には正規サービス店への取次ぎもいたします。
    さらにはWPC処理やDLCなど、より高い上質を目指す事も出来ます。(なんか正規店のキャッチコピーみたい。。)

    ちなみに、業販依頼も受け付けていますのでお問い合わせくださいませ。
    お問い合わせは出来ればメールでいただけると助かります。
    電話は不在だったり手が放せない状況(来客や作業中)だと出ないので。。。。
    伝言を残して頂ければ折り返しますです。


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    スレッドコンパウンドはホドホドに

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      ただいま作業中のオーリンズさんですが、おそらく新車当時から初めて開けるのかもしれないですね。
      結構スラッジが溜まってました。





      全てクリーニングして組直し作業完了です。

      さて、フォークとは関係ないことですが、ちょいちょい遭遇してずっと気になってた事が。

      左の4本はキャリパーマウントボルトで右4本はアクスルの割締めボルトです。
      なんでスレッドコンパウンドをこんなに塗りたくるのだろう???
      意味を理解して塗るのならこんな事にはならないはずなんだけどな。

      ボルトやアクスルに塗るグリース類はこの程度の量で十分です。
      防水が目的なら山盛り塗る必要(ただしグリスの種別が異なります)がありますが、締付トルク管理が目的ならベトベトに塗っても邪魔になるだけ。
      何も塗って無いように見えるアクスルシャフトにも防錆のためにマルチグリス(赤色)をシャフト部に薄く塗ってあります。
      でもネジ山には何も塗りません。
      何故か?
      相手はアルミナットですから砂やゴミを寄せ付けない事が最善だからです。
      そもそも割締めなのですから、ナット締めは左ボトムケース側にアクスルを引っ張り位置を決め、ベアリングを適度に締め付ける為の役割だからスレッドコンパウンドを塗らなければならないほどの強トルクは掛けません。
      組み立て剛性は割締めで稼ぎます。
      締め直しごとにネジ山を掃除するのも面倒ですからね。

      意味を考え、理解すればベトベトに塗りこんだり不要部に塗ってゴミを呼び寄せることも無くなるはず。
      塗っとけば良いでしょ?的なのはやめましょうね。


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      勉強させてもらってます

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        オーリンズ金の脚正立版です。
        お初でしたがいろいろと勉強になりました。
        いやはや、シール交換でインナーチューブ抜くのにボトム分解とは。。
        大きな声では言えませんが、お世話になっているショップさんに泣き付いて裏技で抜きました。

        今回は(私の)お勉強価格で仕上げさせてもらいましたが、倒立より若干お高くなります。
        それでもサービス店よりはお安くできますよ〜。


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        あひゃ

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          単体送りでのオーバーホール依頼でお預かりした金の足(モトグッチOEM)ですが、バラしてビックリ。。

          片側ロッドはずれてまふ・・・
          以前に開けた形跡があったのでそのときかな。


          ロッドのネジ山も潰れてる箇所があったし・・・
          オーリンズのフロントフォークは無理しなくてもトップキャップ組めるはずなんだけどな。
          M12X1.25ピッチのダイス持ってて良かった。

          オーリンズの43R&Tフロントフォークですが、アフター品でもOEM品でも油面データをいただければ作業受付できますよ~
          現状値計測でも構わなければそれでもOKです。
          オイルも専用品以外に同等粘度のA.S.H.ブレンドオイルも用意しています。
          数台でテストをさせて頂き、純正オイルと同等との作動性と評価を頂いてますのでオススメです!

          サポートショップではないのでバルブ変更やシール以外の部品交換は対応できない場合もありますが、オイル交換と分解・清掃・点検のみで良いって方は一度ご相談ください。
          それから今のところFG43系のみです。
          (大きな声ではいえませんがサポートショップより大分お安くなってます)

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          養生してます

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            年が明けて本格的に冷え込んできましたねぇ。
            こんなときは人もバイクも春に向けて力(お肉ではなく。。)を蓄えないとです。


            CBR600RRがオーナーの元に戻り、今度はDE耐でお世話になっているお方のM1000が入庫しております。
            オーナーさんは例年なら寒さをものともしないオールシーズンライダーなのですが、今年は事情によりしばしのお休み期間となっており愛車もじっくりメンテナンスとなりました。

            車検を通した後に街中を試乗させていただくと、なんとなくフロントの動きが重く旋回軸が低く感じます。
            交差点での右左折でセルフステアが出にくく意識して曲げなければならずぎこちない感じ・・・
            オーリンズの美点である猫足が消えています。

            オーナーさんからは「気が付いたところはやっちゃって!」のお墨付きを頂いているので早速バラします。(なんて小心者の私はメールで予告しつつですが

            でもってこんな具合でした。

            カートリッジ内から出てきたフォークオイルは真っ黒け〜

            バルブもスラッジまみれ(左はクリーニング済み)でした。

            オーリンズR&Tフォークは、カートリッジまでほぼ全バラまで分解できるので隅々まで洗浄し、ついでにピストンのバリを取って組みなおします。

            意図的にだと思いますが油面が低めに組んでありました。(チョット残念なことに左右の油面高さがずれてましたが・・・)
            これによりSAGがチョット大きめ(35mmほどありました)になっていたことが旋回軸が低く感じた原因のようです。
            油面を上げてSAGを減らしつつ、フォークのセット高さを調整して車勢を変えずにストロークを増してみます。
            試乗してみて狙い通りになっていれば良いなぁと。


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            金の脚はじめました

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              まだ一部の車種用のみですがオーリンズの43R&Tのオーバーホールも受けられるようになりました。

              特殊工具が揃っていないのでオイル交換とシール交換のみの対応です。
              なのでスペシャルショップレベルの対応とは行きませんが、国産車のフォークオーバーホールと同等の納期で対応可能です。
              金つながりで、、ブレンボの40mm4ポットキャリパーのシール交換も国産車級の納期で対応可能でっす!


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