お祭りの後は

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    しばらく更新が滞っていましたが、仕事はしてましたよぉ。
    でもってDE耐出場車両のメンテナンスの話題でも。
    エンジン関係はショップブログでは良く見かけると思うので、私の得意分野の車体について書きますね。

    17日出場の93号車(ロッソ号)ですが、ヒーローしのいM&M耐久の第1戦、DE耐と雨走行が続いた事もありエンジンフルオーバーホール+車体の完全クリーンナップとなりました。
    ま、今年になって何故か需要が増えているクラック補修の溶接仕事もあったので完全バラシの必要があったんですがね。
    このクラックの話ですが、DE耐の直前走行の金曜日に、ロッソ号の古巣であるGood Speedさんから右上のエンジンマウントにクラックが出やすいとの情報を頂いてたんです。
    ロッソ号は今のところ問題なさそうです〜 なんて軽く応えていたのですが、よーく見ると上側の溶接継目に悲しいヒビが・・・
    幸い?なのかクラックは上面だけでとどまっており、本戦走行後も目立った成長は見られませんでしたがドキドキヒヤヒヤでした。


    写真は溶接補修後ですが、マウントの形状に問題が有るようです。
    これはドリームだけでなくNSFの右側下のマウントも同様の構造であり、マウントが折損しましたからね。
    3シーズン目のXRではフレームに関するトラブルは出ていませんので、むしろ一枚板のマウントの方が振動や応力が逃げやすいのかもしれません。


    フレームはスイングアームからステムベアリングまで全て分解して清掃、ベアリングレースとホイールベアリングの打ち換え、各部グリスアップを済ませて仮組みをした状態です。
    この後エンジンを積んで基礎重量をかけた状態でスイングアームピボットの締め付け、リアショックの締付けを行います。
    私はこの順番で組まないとフレームはエンジン重量によるタワミが出る前に締まることになるのではと思うんです。
    大した差は無いのかもしれませんが、私の勝手なこだわりです。。
    なおステムはシェイクダウンの後で増し締めします。

    多くの方がレース前はせっせとメンテナンスや改造をする割に、レース後はほったらかしにされています。
    雨走行の後は問答無用ですが、レース後の全バラメンテナンスはとても重要です。今回のようなクラックの発見にも役立ちますし、各部の劣化を見つけたりトラブルを未然に防ぐために重要な事なんです。
    私はむしろレース後のメンテナンスの方が長くレースを楽しむためには大切と考えています。
    ちなみにミニのレーサーであれば20000円〜(部品代別)で作業を行っています。
    17日に出場された方々いかがですか?

    さて、ただメンテだけではなく今回はポキポキ折れるシフトペダルの改修も行いました。
    他車流用でスチール製のペダルにしました。これでそう簡単に折れる事は無いでしょう。

    構造上バックステップに替えにくいのでノーマルの構造で流用できるパーツを探してみました。
    ドリームは専用部品や独自構造も多いのでモディファイには創意工夫が必要になりますが、そこが楽しさでもありますね。
    ちょっと深みにはまりそうです。

    サボっていたらランク外(爆)
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    2009 DE耐 決勝(16日&17日)

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      16日、17日の両日に渡ってサポートに行ってきました。
      今年は16日に昨年から引き続きの Team3/4 の方々とのジョイントチーム、17日には私の嫁さんを含む女性ライダー4人による Teamロッソ の方々とのジョイントチームとなりました。
      15日の前日練習からのモテギ入りで、天候にも恵まれ両チームのライダー全員が私の予想を大きく上回るタイムアップ(ほぼ全員3分切り)を果たし、私は燃費の再計算に追われる事に。。
      土曜日の Team3/4 with HRD のゼッケン10号車(XR100モタード)は天候にも恵まれたことで目標の120ラップ&シングルフィニッシュは惜しくも逃したもの116ラップ総合10位(着順20位)の結果となり2年目の参戦ながらメンバーの方々も一応満足な内容のレースとなりました。

      しかしながら翌日の日曜日は前日の夜から降り始めた雨がやまずウェットコンディション。強風のオマケまで付いて最悪のコンディションです。
      これまで大きなトラブルもなく来た Teamロッソ with HRD のゼッケン93号車(ドリーム50改100)は天気と同様に昨日とは打って変わって初っ端からトラブルの嵐が・・・
      練習走行は予定周回を終えてピットに戻り、その後スタート進行に合わせスターティンググリッドについた後の1周のウォームアップラン中、93号車がグリッドに戻って来ません。
      全車スタートした後にピットロードに戻ってきた車両を受け取りライダーにヒヤリングすると、エンジンが止まってしまったとのこと。
      心当たりから、大慌てでプラグコードを引っこ抜きプラグの状態をチェックすると火花が飛んでいません。モテギ入り直前の作業時に補修していたプラグコードを確認すると点火コイルの差込部分に亀裂が。大急ぎで10号車から点火コイルを取り外し移植、始動チェックも問題なくライダーを送り出します。
      しかしピットロード出口で再びエンジンストール、オフィシャルの付き添いでピットロードを押して戻り再びプラグをチェックするも火花に問題なし。
      再度エンジン始動、ガソリンが勿体無いもののしばらくレーシングをしてストールし無いことを確認して送り出すも、今度はコース上でストップ・・・
      もう訳が判りません・・・パニックに陥りそうになりながらも、ドナドナカーで戻ってきたライダーに症状をヒヤリングすると先ほどとは違う場所でのストップだったものの、どうやらガス欠症状の疑いが。
      ここで「!!!」
      初回のガソリン給油時にタンクキャップに貼られる封印シールを引ん剥き、再度エンジン始動。先ほどよりも長めにレーシングとアイドリングをするも止まる気配は無し。
      なんと、封印シールがキャップ上面のガス抜き穴を塞いでしまった事でガソリンがキャブレター落ちなくなっていたんです。
      これには参りました・・・
      直ぐにオフィシャルに訴え、封印シールを剥がす事を許可してもらいその場で剥がしました。
      もしかしたらプラグコードの亀裂は慌てて乱暴に引き抜いたことが原因だったかも知れないです。
      ライダーを送り出した後、ホームストレート通過を確認したところで今度はコントロールタワーに呼び出しが。。
      行ってみれば、ウォームアップランでのストップが不出走扱いでペナ−2ラップとの御達し。
      雇われ監督とは言え、もちろんタダでは引き下がりませんよ。ウォームアップランでのストップは封印シールが原因である事を訴え、ペナルティーに関しては再検討してもらえる事に。
      パドックへと引き返してみると、またもや93号車が戻ってこないと・・・
      しばらくすると、ピットロードを左面が損傷したマシーンを押してくるライダーの姿が。すぐさま補修作業にかかります。
      損傷箇所はシフトペダルのみ。レバーや他の部位は削れた程度の状態なのでメンバーの方にクリーンナップをお任せして、私はペダル交換と思ったところ、手違いでスペアパーツを持ってきていないことが判明。
      大慌てで損傷したペダルを補修する事に。同時にメンバーにお願いして知り合いのチームで同じくドリーム50で出走しているチームに部品を借りれないか聞いてもらいました。
      幸い修復作業よりも早くスペアが見つかりすぐさま交換。再々度コースに送り出します。
      ようやく順調にラップを重ね始めたので、急ぎ残り約5時間での走行スケジュールを組み立てなおします。
      交代予定時間を向かえてライダーにPサインを送ります。給油に戻ってきたライダーに車両状態を尋ねると、どうやらキャブレターセッティングが外れている様子。
      何度かパイロットのみでリセッティングを試みるも芳しくありません。意を決してメインジェットの交換に踏み切るも完調にはほど遠く、エンジンのヘタリの疑いが濃くなってきました。
      最後の最後でもう1コケあったものの根性の押し掛けでコース復帰、エンジンも何とか持ちこたえてくれ、ライダー全員が大きなケガを負うこともなく80ラップ完走総合37位(着順131位)の結果となりました。(例のペナは処分取り下げになっていました)
      もちろんタラレバは無いのですが、序盤のトラブルを考えるとプラス30ラップは稼げたはずでしたので総合7位前後だったかもしれないです・・・

      まだまだ精進が足りませんね・・・

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      実走行テスト

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        ここ最近は天候不順で思うようにテストを行う事ができなかったために、予定外だったのですが突発でteam3/4様のDE耐車両のテストに午後から桶川まで行ってきました。
        キャブレターをPE22からVMRに変更したのですが、ベンチテストだけではセットがつまらないので実走行と相成りました。

        到着した直後には午前中走行のミニバイクが数台いたのですが、午後のミニバイクは私だけ。。
        カートのお客さんはゼロ、大型バイク枠もモタードの方が2人(お一人はMOTO-1の佐合選手でした)だけでまさに貸しきり状態。

        おかげさまで30分枠進行となり存分にテストを行う事が出来ました。
        3本目など、なかなか走行が終らないなぁ・・・って思いながらアベレージを下げないように頑張って走行していたのですが、いい加減シビレを切らしてピットに戻ってみるとモタードのお二人はすでに車両を積み込んでいて、、30分を超えて40分間走行していました。。
        入れ替わりにキッズのナイター組みが準備を始められていましたし、私もさすがにヘトヘトだったので20分残して切り上げる事に。
        でもようやくまとまったデータをとることが出来、気になっていたCDIのテストまで出来たので大収穫の午後となりました。

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        バランス悪いような・・・

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          お客様のXRが入庫していたので試しにストックしていた17インチホイールを履かせてみました。

          でも見た目のバランスが悪いんですよね。
          なので不採用です。。


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          DE耐走行会は寒かった。。

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            本日は最高気温が5、6度と真冬に逆戻りで鼻水チョチョ切れでしたがモテギ初走行を無事に終えることが出来ました。


            私は写真のドリーム50改100に乗らせていただき、スプロケットのセットとキャブレターセッティングの確認をしてきました。
            このドリーム、オールペンも含めて造り込み全般を任せて頂いています。
            見た目は女性オーナーらしくとっても綺麗な仕上がりで、レース車と言うよりもドレスアップ車っぽいのですが、エンジンは当店のDE耐スペシャルの最上位バージョンを搭載しております。
            このおかげもあってか、ドリーム初乗りモテギ初走行の私で2分58秒、オーナーとチームメンバーの女性二人は3分一ケタ秒台を軽々とたたき出すポテンシャルを見せてくれました。
            コーナーはあまりにも路面温度が低いので無理することは出来ず、突っ込みで刺される悔しさに耐えるのみでした。
            しかし、コーナー立ち上がりとストレートではまず追い抜かれることはありません。それどころか18インチホイールの特性もあってなのか、レブリミットの12000rpmまで伸びやかに吹けて、スリップストリームを使っての追い抜きが非常に楽なのです。
            これには非力な4バルブエンジンに泣かされていたオーナーもご満悦でした。

            このDE耐SPエンジン、まだDE耐本番に十分間に合います。(納期1ヶ月程度)興味のある参加者の方は是非ともご連絡ください。
            まごころこめて組み上げさせていただきます!

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            2009 DE耐スタート

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              DE耐の抽選が行われましたね。
              当店にて車両作成をご依頼いただいた2チームの方々は幸運な事に両チームとも希望日で抽選を通りました。
              いやぁ、めでたい。と共にレースウイークの3日間モテギ入りが確定しました。。
              この日のために去年から準備を進めていましたから、これで落選なんて事になったら・・・考えただけでも寒気がします。

              てなわけで?今週の26日のDE耐走行会に私も行って参ります。モテギ初ライドです!(以前ライセンスだけは持っていたんですけどね。。)
              もちろんライダーでの参加では無いのですが、出場が決まった一方のチーム(私の嫁さんも参加)の車両セッティングを確認するために乗らせていただくのです。
              大型のバイクではビビってしまいますがミニでは気楽に走れそうなのでいまから楽しみです♪

              ちなみに、当店では遠方よりエンジンモディファイの依頼を頂いたお客様には、可能な限り実走での慣らし作業を行った後に出荷しています。
              やはり組み上げ直後が一番気を使う必要がありますし、初期馴染みでタペットクリアランスが変化しますのでご希望を含め実施しています。なお、近郊の方の場合には、オーナーによる慣らしの後の初回タペット&カムチェーン調整は無料で行わせていただいています。

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              DE耐スペシャルヘッド

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                当店で作成中の09DE耐向け100ccスペシャルエンジンのヘッドです。
                08DE耐にてジョイントさせていただいたteam3/4様より、来年は勝ちを狙えるエンジンを!との依頼から作成いたしました。08年はエントリー初年度との事もあり、カムだけをヨシムラST−1にしたほぼノーマルエンジンでした。なのでコーナーで頑張ってもストレートで楽々抜き返されてしまい悔しい思いをされていました・・・
                今回のエンジンは既に耐久茶屋で実戦テストを済ませ、コース2000で1分16秒台を叩き出し100ccクラスとしては2番手(岡田選手を除く)のタイムを記録しました。
                DE耐に向けては燃費面の改善が必要ですが、目処は立っているので今後の煮詰め次第で十分に上位を狙えそうです。

                実はこのヘッドは3基目のもので、全てベースはノーマルヘッドを使っています。理由はリペア部品の入手を容易にしてランニングコストを可能な限り下げて多くのレースに参戦できる耐久性を狙ってのことなんです。
                プロトエンジンでは高圧縮化がアダになってデトネーションを起こしてしまったりと手を焼きましたが、ようやく安定した性能と量産性を確保できました。
                今回のエンジンは別チームの車体に積み込む予定で、抽選次第ではHRDエンジンを積んだ車両が2台エントリーする事になりそうです。

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